しん漢方心療クリニック

院長ブログ

龍のツボ part6 神門

2026.08.06

気温の上昇で、身体に熱がこもりやすくなり、考えすぎて不安感が強くなったり、眠れなくなったりしていないでしょうか?今回はメンタルを安定させる「神門(しんもん)」というツボの紹介です。


1.神門(しんもん)ってどんなツボ?
「神門」は東洋医学では「心経(しんけい)」というグループに属しています。名前の由来としては「神」は心神、精神活動、「門」は心神の出入り口を指します。つまり「精神(神気)が出入りする大切な門」であることを意味しています。「心は脈を蔵し、脈は神を舎す」と言われるように、心臓だけでなく感情、意識を整える上で大切な役割をしているのです。手首の内側の小指側にあるくぼみのところにあるツボです。主にストレスや不眠に効果があるとされています。不眠といってもただ寝つきが悪いだけでなく、途中で何度も目が覚めたり、熟睡できないといった状態、いわば快眠でない状態の時にお勧めのツボでもあります。
主な効能不眠の改善、いらいら、不安感、全身の血流をよくすることでのリラックス効果が得られ、これらの症状が緩和します。

意外な効果としては、ストレスによる胃の不調や便秘などでお困りの方にとっては腸の働きを良くする効果も期待できるツボなのです。

2.神門の探し方(取穴方法)

「神門」は、手の内側(小指側)にあります。手首の横しわを小指の方へ辿っていくと骨のでっぱりにあたります。その手前に少しくぼんだところがあるのでそこが神門です。反対側の親指を使って押すのがポイントです。

3.自分でできる!神門の活用方法と日々の実践!

仕事や人間関係での行き詰まり、日常生活などでのストレスを感じた時には、このツボを押してみてください。緊張をほぐすのにも最適です。食いしばりをしている方!無意識に身体に力が入ってないでしょうか?そんな時は神門ツボ押しお勧めです。息を吐きながら押し、吸いながら離すを3秒程5〜10回程度繰り返してみてください。強く押さずに痛気持ちいい程度に…

4.症例エピソード

子育て真っ最中の主婦Sさん30代。毎日の家事に追われ、朝から子供たちを起こして学校に送り出すまで慌ただしい毎朝…Sさんもパートタイムで仕事をしているため、自分の支度時間の確保にと大変とのこと。どちからと言えば、何事に対しても完璧を求めるSさん。子供が熱をだしたりすると、当然、仕事にも影響が…予期せぬ事が起きると動悸やめまいがするようになったそう。病院にて検査するもどこも悪いところはないとの診断。症状が改善しないSさんは鍼灸院で神門ツボに鍼を受けた時に無意識に力が入っていた身体からスッと力が抜けるのを感じたという。朝から、子供がみそ汁をこぼして気分が萎えそうな時にも神門ツボ押しをして深呼吸…と活用しているそうです。

このように、日常生活の中に身近にツボ押しを活用されてる方もおられます。不安な時、気分が落ち着かない時、身体に力が入っていると感じた時の実践をお勧めします。

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