しん漢方心療クリニック

院長ブログ

ブログ記事一覧

龍の薬膳part33 咳の薬膳

2025.12.11

風邪が流行しています。今回は咳止めの薬膳をご紹介します。「蓮根湯」です。 夜寝る前に飲むのが効果的。薬膳では蓮根は、肺を潤して働きを高め喉の炎症を抑える働きがあると言われています。レンコンは泥の中の少ない空気の中で育ちますが、レンコンの穴は泥の中で育つ蓮根が呼吸するために水上の葉から酸素を取り...

龍の薬膳part32 疲れ目の薬膳

2025.12.11

お久しぶりです。今年もあとわずかですが、お疲れもたまっている時期ですね。今回は目の疲れの話です。 疲れ目とはスマホやパソコンの使いすぎで目を酷使し目が重い、かすむ、しょぼしょぼする、充血する、乾くなど不快感が生じる一時的な目の状態を指します。疲れ目(眼疲労)の主な症状・目が重い、だるい・目がシ...

龍の薬膳part31 むくみの薬膳

2025.08.06

毎日暑い日が続きますね。 この時期、身体が重だるくてどうも体調が良くないという方もいるかと思います。 今回は身体の重さの原因の一つともなりうる、「むくみ」の薬膳についてご紹介します。 どこがむくむのか?何が原因なのかを突き止める~体内に余分な水分が増えた状態をむくみ(浮腫)と言います。 ...

クリニック前景 2025年4月7日 

2025.04.07

クリニック前の桜は、少し遅れて今日が満開の様です。本日、久留米精神科医会の講演で前座を務めます。気が重かったのですが、朝日を浴びた桜の花がひらひら散っているのをみて、潔く私も散ろうと思った次第です。

輪読会資料④ うつ病

2025.03.30

鬱証 「およそ病は,鬱によりておこること多し」といわれるように,精神的な要素による疾患は非常に多い。中医学における病因学のうち,七情(喜・怒・憂・思・悲・恐・驚)は重要な発病原因とされている。中医学の「鬱証」は西洋医学の「鬱病」にくらべ範囲が広く,自律神経失調症,心身症,神経症,神経衰弱,更年期障害,不眠...

学位授与式

2025.03.13

令和7年3月12日学位授与式に出席しました。サポートしてくださった教授方の前で学位記を受け取り、こみ上げるものがありました。内村学長の激励の話をお聞きし、改めて身の引き締まる思いでした。

龍の薬膳part30 めまいの薬膳

2025.03.07

「三寒四温」は日本では寒暖の変化がはっきりと現れる春先に用いられる用語ですが、まさに最近は数日おきに寒暖差が激しい日が続いて着るものに迷うといった声が聞かれます。 寒暖差や低気圧・高気圧の入れ替わりが激しく、その影響か、頭痛やめまいが出ますといった声も聞かれます。 今日は、日々の気温や天候の...

輪読会資料③ 頭痛

2025.01.24

頭痛は胸痛・胃痛・腹痛・関節痛と同様,痛みの病症に分類される。中医学では痛みは「不通則痛」によっておこる,何か詰まるものの存在によって気血の流れを塞ぐため発生すると考える。具体的には,血行が悪くなって生した血,水分代謝の低下によって生じた湿,あるいは外感の風・寒・熱・湿などの邪気が気血の流れを塞ぐこと...

輪読会資料② 眩暈

2025.01.19

中医学では,疾病を症状別に分類整理する。その分類法は中医学特有のもので,症状名と西洋医学の病名が同しものもある。今回とりあげる眩暈も西洋医学に同様の病名があるが,しかし,中医学の眩暈に含まれる症状の範囲は相当広い。メニエール, 高血圧症,脳血管障害,貧血,自律神経失調症,眼科疾患などにみられる眩暈の症状は,...

輪読会資料① 耳鳴・耳聾

2025.01.11

耳は清陽が上昇する時に通過する清竅であるため,小さな変化にも影響を受け,自覚症状が現れる。耳鳴と耳聾の病因は耳の病変にあるだけでなく,五臓と密接な関係があるので,耳と五臓の関係をよく知ることが必要である。 耳と五臓の関係 腎 腎気は耳に通じているので,耳は腎の外竅と呼ばれている。腎気が調和していれ...
〒830-0022
福岡県久留米市城南町2-30クリーンリバービル3F
0942-80-6774
診療時間
9:00 - 12:30 ×
13:30 - 18:00 × ×

○:火曜午後は19:30まで診療

休診日:月曜日、土曜午後、日曜・祝日