しん漢方心療クリニック

院長ブログ

龍のツボ Part9 労宮

2026.09.18

今回、取り上げるツボは数ある精神不安の緩和に役立つツボのなかの1つである「労宮(ろうきゅう)」というツボです。

1.労宮ってどんなツボ?「労宮」は東洋医学では、「心包経(しんぽうけい)」というグループに属しています。心包経とは心臓の機能調節や、精神的ストレス、不安、緊張緩和に関わります。「日々の労働で手の疲れが集まるところ」「心労やストレスが溜まりやすい中心」として名前がつけられました。

主な効能・効果・高ぶった交感神経を抑制しリラックスさせる・心身が落ち着き夜の寝つきがよくなる・手のひらから全身の血流を促し疲れやだるさの緩和

2.【実践】労宮の探し方(取穴方法)   
手のひらを上に向けて軽くつくり、中指の先端が手のひらに当たるところで少し柔らかくなってるところにあります。
3.自分でツボ刺激をする時のコツ!反対側の親指で呼吸に合わせて、吐きながら押し、吸いながら離すを5〜10回ほど繰り返します。強さの加減は心地よく、痛気持ちいい程度に。
4.日々の実践疲れた時、なんだかイライラする時、気分が落ち込んでいる時、手の使いすぎの時にも労宮のツボ押しは役立ちます。
5.症例エピソードピアノ伴奏者のMさん、小さい頃からピアノを引くのが好きで、現在は本職として働いています。毎日の練習はもちろんのこと、リサイタル前は気が立ってしまうこともあり、ついつい周りにあたってしまうそうです。疲れのたまった練習の合間や本番直前にも気を落ち着かせるために決まって労宮のツボ押しをするとのこと。その時、腕骨・外関・神門【Part2.  Part4 . Part6にて紹介】ツボも押して身体も心も落ち着かせているそうです。

ツボは身体のあらゆる所にあり、手だけでもたくさんのツボがあります。Mさんのように複数のツボを使ってみるのもお勧めです。

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