龍のツボ part8崑崙
2026.09.10
今回は背部痛や腰部、主に身体の後ろ側が気になる人のためのツボを紹介いたします。「崑崙(こんろん)」というツボです。
1.崑崙(こんろん)ってどんなツボ?
「崑崙」は東洋医学では「膀胱経」というグループに属しています。
全身の十二経絡(12あるツボの流れ)
のうち一番多くのツボが集まっています。
膀胱経は目頭から始まり頭部→背部→腰部→足の後ろを通って足の小指へと流れています。
このツボの名前の由来は、中国の古代神話に出てくる「崑崙山(こんろんさん)」からきています。足の外くるぶしが盛り上がっているところからそのふもと(くぼみ)に位置しているところを崑崙山に例えて名付けられました。
主な効能・効果
・腰痛、坐骨神経痛
ぎっくり腰の急性期のいたみや、慢性的な腰のだるさ
・下半身の疲労回復
長時間の立ち仕事、歩行による足首やふくらはぎの痛みや足のむくみ
・上半身に溜まった熱や緊張を足元に引き下げる
・頭痛やのぼせ・首、背中のこり、目の疲れ
2.【実践】崑崙の探し方(取穴方法)と押し方のコツ
足の外くるぶしの最も出っぱったところとアキレス腱の間にある沈んだくぼみのところにあります。
反対の手の親指をツボにあて残りの4本指は足首を掴むようにしてゆっくり痛気持ちいい程度に5秒程押します。3〜5回繰り返します。
⚠️腫れや傷がある場合、妊娠中の方は控えるようにしてください。
3.日々の実践
日常的にデスクワークの合間、テレビをみながら、お風呂でのリラックスタイム、就寝前に試してみてください。
4.症例エピソード
KさんK40代男性、休日の午前中、久しぶりに庭の草むしりをしたところ、あまりにも夢中になりすぎて、いざ腰を伸ばすも激痛で立てなくなり、もともと、慢性腰痛持ちで鍼灸院に通っていたので、以前から鍼灸師に聞いていた崑崙を強めに何度も押したところ、押さえられた激痛とは逆に腰痛が少し軽くなり立つことはできたそう。
次の日、鍼灸院を訪れた時は当日よりも軽減していたそう。
普段から崑崙を押してはいたもののぎっくり腰にこんなに即効性があるとは…と驚いていたKさんのエピソードでした。
⚠️急性期の痛みは患部を強く押すことは厳禁です。
