龍のツボ part5 三陰交
2026.07.21
東洋医学では、全ては対立しながら影響し合う「陰」と「陽」の要素で成り立っているという古代からの考え方があります。ツボのグループもこれに当てはまります。今までご紹介してきたツボは「陽」のグループに属するツボでした。今回初めて「陰」のグループに属するツボをご紹介いたします。今回は「三陰交(さんいんこう)」というツボです。
1.三陰交(三陰交)ってどんなツボ?
「三陰交」は東洋医学では「脾経」というグループに属するツボです。ホルモンバランスや血流改善に特化しています。名前の由来は、東洋医学において3つの足の陰のツボ(肝経)(脾経)(腎経)が交わるところからこの名前がつけられています。このツボは女性にとって「万能のツボ」と言われるほど重要で大切なツボの中の1つです。
主な効能・効果:婦人科の不調、冷え、むくみ、消化器系のトラブル
・婦人科系の不調:生理痛、PMS、更年期症状
・手足の症状:冷え、むくみ
・お腹の不調:消化不良、腹部の張り、下痢、便秘
・意外な効果:血流を促すことによるアンチエイジング
2.【実践】三陰交の探し方(取穴方法)
足の内くるぶしから揃えた4本の手の指(小指、薬指、中指、人差し指の指4本分)の上で、すねの骨の際にあります。息を吐きながら押し、吸いながら離します。くれぐれも痛気持ちいい程度に留め強く押しすぎないようにしましょう。
3.自分でできる!「三陰交」活用術 カイロをあてたりレッグウォーマーなど活用することで血行もよくなり、痛みの緩和にも繋がります。
クーラーによる足の冷えなどにも三陰交のツボ押しは効果的なのです。 ⚠️注意点すべき点・・・妊娠してる方は三陰交は、子宮の働きに大いに関係するため、強い刺激は禁物です。
4.日々の実践
就寝前:足がむくんだり冷えて眠れないとき
生理の時:生理(前、中、後)による生理痛(頭痛 下腹部痛 腰痛 吐き気など)
温湿布を丸く切って貼ったり、磁気のついたテープを活用するのも持続的なツボ押し効果となります。
5.症例エピソード20代のMさん、生理は定期的にきているが、毎月生理痛に悩まされていたとのこと。生理予定日の1週間ほど前から三陰交を意識して、寝る前に押す習慣をつけ、お腹から下が冷えてると感じた時にはお灸(市販)を実践したところ、2ヶ月くらいした辺りから、生理痛が軽減してることに気づき今でも続けている。時々、忘れることもあるが、以前のように生理痛に悩まされることはないという報告がされています。身体が冷えないよう、注意もしているそうです。
*身体は熱くてもエアコンの効いた部屋にばかりいると意外と足は冷えてる場合があります。そんな時には、足湯も効果的です。足湯は緊張感をほぐしリラックス効果があります。是非、お試しください。
