しん漢方心療クリニック

院長ブログ

龍のツボPart3 足三里

2026.06.26

梅雨に入り、ジメジメした毎日で食欲がないとかどうも胃の調子が…という方もおられるのではないでしょうか?今回は「足三里(あしさんり)というツボの紹介です。

1. 足三里(あしさんり)ってどんなツボ?「足三里」は東洋医学では「胃経(いけい)」というグループに属するツボです。胃腸の調子を整える万能のツボでもあり、名前の由来は膝の皿の下約3寸(指4本分)下がったところにあるからといわれています。松尾芭蕉が長旅に於いて「三里に灸するより」という一節にもあるように足の疲れと健康のために足三里に灸をすえたことで有名なツボでもあります。また、徒然草148段にも「四十以後の人、身に灸を加えて三里を焼かざれば、上気の事あり、必ずすべし」とあるほど有名なツボです。
主な効能・効果お腹の不調:胃痛、腹痛、便秘、下痢、食欲不振
全身のケア:疲労回復、免疫向上
足の症状:足のコリ、むくみ、冷えの緩和
意外な効果:風邪予防、歯痛・歯槽膿漏の緩和

特に、長時間歩いたり、立ち仕事で筋肉疲労のある方にとってはとても重宝がられるツボです。
2.【実践】足三里の探し方(取穴方法)
膝の皿のすぐ下にある外側のくぼみの上から人差し指、中指、薬指、小指と指4本を揃えて当て一番下の小指が当たっている(指幅4本分)場所が足三里です。
チェックポイント:小指が当たっている場所から少しだけ外側をさぐってみて、ズーンと響くまたは、気持ちいいと感じる場所があれば、そこがあなたの「足三里」です。
3.自分でできる!「足三里」の押し方呼吸に合わせてツボ押しをします。両手の親指を重ねて息を吐くときに5秒ほどかけて押し(強く押さずに痛気持ちいい程度で)、吸う時に指を離す。これを5回程度繰り返します。

椅子に座り膝を軽く曲げて行うのがよいですが、床に座り膝を立てた状態でも探しやすいです。

4.日々の実践就寝前:1日の疲れを取り除きたい時
不調な朝:消化不良、お腹の張りが気になる時
筋肉疲労時:運動のしすぎ等による足の筋肉痛
5.症例エピソード介護職40代のSさんは、1日中立ち仕事で、1日の終わりには足腰がパンパンになるそう。夜勤の時は夜中に空腹になることもあり、摂った間食で翌朝は胃もたれ、お腹が張るということでしたが、足三里のツボ押しとエアコンによる足の冷えや重だるさにせんねん灸をしたところ胃がキュルキュルと動き始め足の重だるさも軽減し血行が良くなるのを感じたということでした。
おわりに身体全体を支えている足にはいろいろな面で大変負担がかかっています。1日の始まりや寝る前の少しの時間、足三里ツボを押さえることで身体のバランスを整えてはいかがでしょうか。

〒830-0022
福岡県久留米市城南町2-30クリーンリバービル3F
0942-80-6774
診療時間
9:00 - 12:30 ×
13:30 - 18:00 × ×

○:火曜午後は19:30まで診療

休診日:月曜日、土曜午後、日曜・祝日