龍の薬膳 part49 夏に食べるイチゴ
2026.05.22
いちごにはビタミンCが豊富に含まれています。1日に9個食べることで必要なビタミンCがとれます。風邪の予防の他、メラニン色素が肌に沈着するのを防ぐ作用もあるため、しみ、そばかすを防ぐ美容効果もあります。薬膳では「涼性」に分類され、身体にこもった熱を冷まし、喉の渇きを潤す(清熱生津)の働きがあります。その他、解暑(体に侵入した外熱を追い払う)、止渇(のどや口の渇きを抑え潤す)、健胃(胃の消化、運動、分泌を活発にする)、消食(胃の膨満感、食欲不振、消化不良を解消する)などの効能があります。年間を通して店頭で見かけることの多いいちごですが、本来の旬は晩春から初夏にかけてとなります。今が旬です。
いちごに含まれる成分のペクチンは、降コレステロールや抗糖尿病、アントシアニンは抗糖尿病、肝機能強化、クエン酸は疲労回復、血行促進、食物繊維は整腸、抗循環器疾患、抗ガンにも効果があるとされています。
いちごを選ぶときのコツは、表面につやがあり、でこぼこしていないものを選ぶことです。ビタミンCは水溶性なので、手早く洗います。ヘタを取って洗うとビタミンCが損なわれてしまうためヘタは取らずに洗いましょう。
上記は「食べて治す医学大辞典」「漢方ライフ」を参考に作成しました。
