龍の薬膳part40 節分の薬膳
2026.02.03
節分とは本来季節を分けるという意味で立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日を指します。旧暦では立春が1年の始まりとして重んじられたため次第に節分は立春の前日(春の節分)のみを指すようになりました。起源は706年頃とされ、中国の厄払い行事追儺(ついな)が宮中行事として取り入れられました。当時は疫病などを払うために行われていました。現代のように「豆」を撒いて鬼を追い払う形は室町時代頃に確立されたといわれています。一般化されたのは江戸時代頃で宮中の儀式であった追儺が庶民の間でも「豆まき」として広がり家庭で行われる伝統行事となりました。
文化、風習の由来は、豆をまく理由として豆(まめ)は魔滅(まめ)に通じ鬼を射る(炒る)力があると信じられたためです。鬼が「牛(丑)の角」を持ち「虎(寅)のパンツ」を履いているのは邪気が入るとされる北東の方角「鬼門(うしとら)」に由来してるといわれています。また、江戸時代から明治時代にかけて大阪商人が商売繁盛を願って始めたとされ1990年代以降にコンビニエンスストアの展開によって全国に急速に普及しました。
節分にお勧めの薬膳メニュー「気」を補い疲労回復やデトックスが期待できる「黒豆ごはん」と邪気を追い払うとされるいわしと胃腸を整える根菜を使った「いわしと根菜のつみれ汁」をご紹介します
「黒豆ごはん」材料(4人分)黒豆カップ 1/2米 カップ1+ 1/2黒米 カップ1/2昆布茶 大さじ1/2酒 少々
作り方①米をとぎ、黒米を加えさらに軽く水で洗い、ざるにあげる
②黒豆はさっと洗って水気をよく切りフライパンで表面の皮がはじけるくらいまでから炒りする
③炊飯器に①と水、酒を加え②をのせて普通に炊く
④炊き上がったら昆布茶を振り入れ軽く上下を返して混ぜる
「いわしと根菜のつみれ汁」材料(2人分)・つみれのたね いわしの3枚おろし中骨抜き200g ねぎ(みじん切り)1/2本 小麦粉 10g みそ 20g
・人参 150g・ごぼう 150g・生しいたけ 2枚・こんにゃく 100g・ねぎ 1/2本・昆布(10cm)1枚・うす口醤油 カップ1/4・酒 大さじ2+2/3
作り方①いわしは包丁で粗く刻み、すり鉢に入れ、すりこ木で身をたたくようにしてつぶし、残りのつみれのたねの材料を加えてすりこ木でよくすり混ぜる
②人参は縦四つ割りにして5mm幅にごぼうは洗って包丁の背で皮をこそげ5mm幅に、こんにゃくは1cm四方5mm厚さに切りしいたけは軸を除いて四割にし全て熱湯で1〜2分間下茹してざるにあげ、ねぎは5mm幅に切る③土鍋に水カップ5、うす口醤油、酒、昆布を入れ、冷たいところに人参、ごぼう、しいたけ、こんにゃくを入れ中火にかけ煮立ったらつみれの種を手にとって握り親指と人差し指の間から絞り出してスプーンで一口大に丸くすくい取り鍋に落とし入れて煮る④つみれに火が通って浮いてきたらねぎを加えて軽く煮て食べる
ポイント…いわしのつみれは火を通し過ぎると柔らかな食感が損なわれてしまうので後から加え、火が通ったら長く煮込まずに食べる
上記は「きょうの料理」「おいしい健康」を参考に作成しました
