しん漢方心療クリニック

院長ブログ

龍の薬膳part42 発熱したときの薬膳

2026.02.18

発熱は体温調節のバランスがくずれたときにおこります。一番多いのが、細菌やウィルスなどによる発熱でかぜやインフルエンザ、扁桃炎、腎盂腎炎などの感染症のときです。東洋医学では風邪は「邪気」の侵入であり発熱は邪気を体外へ追い出すために体温を上げている状態であるといわれています。
家庭での手当ては、発熱時は体力の消耗が激しいのでまずは安静にすることが大切です。それから、体をあたためて発汗させると熱が下がります。このとき、水分が失われますので水分補給と同時に消耗した分の栄養も補います。消化のよい栄養価の高い食品をとるようにしましょう。状態が悪化したり、なかなか熱が下がらない場合は、早めに受診しましょう。
・ねぎ(汗を出して熱を下げる) 薬味としてなじみの深いネギは、そな辛味に発汗作用があり、香りのもととなる成分の硫化アリルにも発汗作用があります。栄養的に緑の部分が優れていますが、薬用としては白い部分が使われます。ねぎがよく効くのは熱があり、寒気がして、汗が出ない場合で、風邪の引き始めなどによく見られる症状です。 熱があっても、すでに汗をかいているときや、寝汗をかきやすい人、口が渇くときにはむきません。ねぎスープにして飲むと効果的です。
・玄米(熱による体のだるさに) 血液をきれいにして血行を良くする作用があり、ビタミンB群などの栄養価にも富んでいます。熱が出たときには、玄米スープがよいでしょう。高熱で食欲がないときは上澄みのスープだけにしますが、玄米ごと食べれば、栄養がさらにアップします。風邪の初期には生姜少々を刻んでいれると身体があたたまり、さらに効果的です。
・れんこん(熱があり、のどが渇くとき) 新鮮なれんこんの絞り汁がおすすめです。これは血止めと咳止めで有名ですが熱が出てのどが渇く時にもよく効きます。よく洗って皮ごとすりおろし、ガーゼでこして作ります。れんこんだけでなく、なしの絞り汁を加えると一層効果的です。同量の汁をコップに半分ぐらいずつまぜて飲みます。
【ねぎスープ】①ねぎ2本の白い部分のみを細かくきざみ鍋に入れ味噌大さじ1をくわえる②適量のお湯を注ぎよくかき混ぜ沸騰させる。熱いうちに飲む
【玄米スープ】材料1杯分玄米 5g水 200ml塩 少々
①玄米はフライパンなどで香ばしい匂いがし、うっすらと色がつくまで中火で気長にい炒る②少し焦げてきたら塩をふる③鍋に移して、みずを加え15分程煮る④スープを飲む
上記の記事は食べて治す医学大辞典を参考に作成しました

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