しん漢方心療クリニック

院長ブログ

ブログ記事一覧

龍の薬膳part25 啓蟄(けいちつ)の薬膳

2024.03.05

毎年、3月5日ごろを啓蟄(けいちつ)といいます。 連日の厳しい冷え込みが和らぎ、一雨ごとに暖かくなっていくのが「啓蟄」の頃です。 「啓」は開く・開放する、「蟄」は虫が冬の間、土にこもるといった意味があり、「啓蟄」は春の到来を感じて虫たちが土から出てくることを意味します。 この時期は身体がだる...

うつ病ガイドライン改定間近

2024.03.04

令和6年3月3日京都のうつ病治療に関する講演会に行ってきました。うつ病関連の知識の集積と発展、新しい治療薬の登場等、うつ病治療が今後大きく変わっていく可能性を感じました。当院でもガイドラインに基づいた治療法をご提供するべく、体制を少しずつ変えていこうと思います。                 ...

龍の薬膳part24 桃の節句の薬膳

2024.03.04

「桃の節句」に関わる薬膳~菱・母子草・ヨモギ 3月3日は桃の節句。 上巳(じょうし)の節句とも言われ、もともとは3月上旬の巳の日の事でしたが、古来中国の三国時代・魏の時代より3月3日に行われるようになったと言われています。 中国王朝の漢の時代(紀元前206年~220年)には行われていた行事で、官民...

龍の薬膳part23 寒い時の薬膳

2024.02.10

龍の薬膳part21 「大寒」の薬膳 一年を24の季節に分けた二十四節気で一番最後の節気が「大寒」、大寒の次の節気は「立春」で暦の上では春、そして新たな一年を迎えることになります。 1月20日から2月3日までの大寒の時期は一年で最も寒い時期とされ、身体に負担がかかりやすい季節ですが、この時期に養生してお...

龍の薬膳part22 大豆を使った薬膳

2024.02.10

龍の薬膳「節分」の薬膳 節分とは、四季の移り変わる節目のことを言い、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬の前日の事を指します。とりわけ、冬から春に移る立春は旧暦の正月節に当たって、1年の始まりとして特に重んじられており、節分と言えば、立春の前日(2月3日ごろ)を指すようになってきたのかもしれません。...

龍の薬膳part21 鼻炎

2024.02.10

【鼻炎の薬膳】 立春が過ぎ、暦の上では春を迎えました。徐々にスギの花粉が舞い始め、その影響か、目のかゆみ、鼻汁、鼻づまりといったアレルギー様の症状を訴える方も増えてきています。 春の花粉症シーズン到来に先立ち、今回は鼻炎や蓄膿症に効く食事や食材、健康法をご紹介します。 〇鼻づまりに効果的~...

新年あけましておめでとうございます

2024.01.04

新年のご挨拶の前に、能登半島地震により多くの方が被災されたことに心よりお見舞い申し上げます。被災された皆さまが、一日も早く日常生活を取り戻し平穏な暮らしが戻ることをお祈り申し上げます。羽田空港で発生した事故により亡くなられた5名の海上保安官の方々に対し、深く哀悼の意を表します。亡くなられた皆さまは...

龍の薬膳part20 神経痛

2023.11.17

神経痛におススメの薬膳 寒さが増してき始め、腰痛や神経痛を訴える患者さんがちらほらと見受けられるようになりました。 寒くなると血管が収縮して血液の循環が悪くなり、筋肉が硬くなります。また、血液循環が滞ることで身体の組織への酸素供給が鈍り、痛みを引き起こすブラジキニンやセロトニンといった発痛物...

龍の薬膳part19 高血圧

2023.11.17

高血圧症におススメの薬膳 寒さで血圧が高くなる方がいます。寒いと体温の低下を防ぐために自律神経が働き、体中の血管を縮めて体温を一定に保持しようと働くからです。 また、寒さによる運動不足や濃い味を摂りがちになって知らず知らずのうちに塩分を多くとっていることも原因の一つです。 晩酌習慣のある方...

龍の薬膳part18 インフルエンザ予防

2023.11.16

インフルエンザ予防の薬膳 立冬を過ぎたあたりから急に朝夕の風が冷たくなってきました。 夏日から一転、急に冬の空気にさらされ、寒暖差に体温調節機能等自律神経の働きが追い付かず、周辺の気候・環境慣れるまでに体調を崩しやすくなります。 久留米市内の小中学校でもインフルエンザによる学級閉鎖が増えて...
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