特許:難治性うつ病の治療に関わる発明
2023.08.03
何年もかけてやっていたことが一つの形になりました。特許の内容について興味のある方は、院長に聞いてみてください。自然免疫調節の主役であるIL-1βという炎症性サイトカインの制御機構を明らにし、それを調整する薬物の開発に関する特許です。ある種の難治性うつ病の背景には慢性炎症の影響があることが以前から報告されており、モデルマウスを作成して炎症性うつ病の発症メカニズムを調べ、難治性うつ病を治療する薬の開発につながる化合物を発見し、特許出願しました。